心も体もグングン成長していく中学生男子の悩みは、恋や部活だけじゃないですよね?
どんどん濃くなるスネ毛や腕毛をどうすることもできずに、ひとり悩んでいる中学生男子はたくさんいます。
体育の時間は女子の目線が気になり、集中して授業をうけられないほどです。ムダ毛は薄くても清潔感がなくなるから、できればツルツルにしたい!と願う中学生男子も多いようです。
かといって、お小遣い制の中学生男子は、お金をかけてムダ毛の処理をするのは難しいです。そこで、お小遣いの範囲でできるムダ毛処理法とメリット・デメリットを紹介します。
目次一覧
中学生男子のムダ毛がグングン成長する理由
そもそも、どうして中学生男子のムダ毛は成長が速いのでしょうか?
それは、大人になる過程の体の仕組みにあります。
思春期になると男性ホルモンがたくさん作られるようになり、のどぼとけが出たり声変わりしたり、大人の男性になる準備を始めます。
この変化は、個人差はありますが長くて5年ほど続きます。
その後は男性ホルモンの分泌が落ち着くので、ムダ毛の成長は落ち着いていきます。
成長ホルモンの分泌が多い
成長ホルモンはよく「身長を伸ばすホルモン」と呼ばれますが、そのほかにも大事な役割があります。
それは、新陳代謝を高める役割です。
食べたものをエネルギーに変えたり、皮膚の生まれ変わりを助けたりするのも新陳代謝の働きです。
中学生男子は思春期前の小学生のころに比べると成長ホルモンが2倍も分泌されるので、ムダ毛の成長が早くなるのです。
男性ホルモンの分泌も多くなる
体毛は男性ホルモンが多くなれば太くて濃くなる性質を持つので、思春期が終わるまでの数年間はどんどん体毛が濃くなる時期です。
この時期に髭が生えるのも男性ホルモンの量が増えるためです。
そして、最初は細くてまっすぐだったムダ毛が太くてねじれた毛に変わっていきます。
また、男性ホルモンは皮脂の分泌を活性化させます。皮脂は毛穴につまりやすく、毛穴を広げてしまうので太い毛が生えやすくなります。
中学生男子はどこのムダ毛に悩んでる?
中学生男子を悩ませるムダ毛は髭でも指毛でもなく、濃くなるスネ毛の悩みが一位のようです。
グーグルやヤフー知恵袋で検索すると、スネ毛に悩む男子が多いことがわかります。
たしかに、女子と違いどんどん濃く太くなるし厄介なので納得の結果です。
そんな中学生男子を悩ませるムダ毛は、女子にどう思われているのか本音を集めました。
硬くて太い「スネ毛」
「昨日の体育でとある男子の脚の綺麗さとスネ毛のなさに驚いたし触りたいと思いました」
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「体育の時の男子のスネ毛がまじ無理」
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やはり体育の時間は男子のスネ毛は見られているようですね。高校生の男子は体育祭の前に、スネ毛は全部剃るという人もいました。
夏服から見える「腕毛」
「制服めくって濃い腕毛が見えるのきしょい」
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「電車で隣に座ってる体育会系学生男子、動くたびに腕毛がふぁさって触れて大変気分がよくない」
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「電車なぅ隣に座ってる体育会系男子の腕毛がチクチクあたってイライラ〜\(__)」
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ふさふさの腕毛も女子からは評判が悪いようですね。腕毛を隠すために、暑くてもカーディガンを着るという人もいました。
水泳と体操にビビらない!中学生男子のムダ毛処理法8つ
ムダ毛のせいで学校生活を楽しめないのは、短い中学校生活がもったいないです。中学生男子といえば恋やおしゃれに目覚める時期でもあるので、ムダ毛を処理して楽しみましょう。
そこで中学生男子でもできる、おすすめムダ毛処理法を紹介します。値段の目安も紹介しますので、お小遣いと相談しながらやってみてくださいね。これで水泳と体操の授業にも自信をもって挑めますよ!
1.カミソリ・電気シェーバーで剃る
一番手っ取り早いのが「剃る」ことです。カミソリを買ってくればすぐにでもムダ毛とさよならできる手軽さがメリットです。100円ショップでも買えますが安いのは肌が荒れることがあるので、できれば3枚刃位のカミソリを使いましょう。
剃るときはいきなり剃らず、シェービングクリームやジェルで滑りをよくしてから剃るのがコツです。石鹸やボディソープは肌を乾燥させるので使わないようにしてくださいね。
肌が弱いなら電気シェーバーがおすすめです。直接刃が肌に当たらないので、敏感肌の男子でも肌荒れせずにムダ毛処理できます。カミソリは300円台から、電気シェーバーは2,000円台から購入できます。
ムダ毛処理後は保湿ローションなどで、肌の保護を忘れずにしましょう。
2.すきカミソリですく
スネ毛に対する女子の意見の中には「ツルツルすぎるのも嫌」というものが少なくなかったです。昨日まではぼーぼーだったのに、急にツルツルになるのもムダ毛処理したのがバレバレですよね。そんなときに試したいのが、すきカミソリです。
スネ毛をところどころ短くカットできるので量を減らすことが可能で、自然なボリュームに整えてくれます。ダイソーでも売っているので、初めてのムダ毛処理におすすめです。
また、大手カミソリメーカーの貝印からは「貝印 レッグトリマー」が、男性用化粧品ブランドのギャッツビーからは「GB ボディ ヘアトリマー」がそれぞれ販売されています。
価格も600円前後なので、ダイソーのすきカミソリでは不安な人はこちらがいいでしょう。ギャッツビーのHPに詳しい使い方が載っていますので参考にしてください。
3.ほかの毛の処理方法
ほかにもムダ毛の処理法がありますので紹介します。なかには、肌がトラブルを起こす可能性が高いものもあるので気を付ける必要があります。
市販の脱色剤で色を抜く方法です。クリーム状の薬剤をつけてしばらく置いた後に洗い流せば、ムダ毛が金髪になって目立たなくなります。価格は600円くらいから販売されています。
ただ、この処理法は肌への負担が大きく、赤みがでることもあります。また、1週間くらいするとまた黒い毛が生えてくるので、繰り返し処理しなくてはいけないので手間がかかるのがデメリットです。
費用がかからないうえに、毛が生えてくるまでの期間が長い処理法です。しかし、太くて濃い毛を抜くと毛穴から雑菌がはいり炎症をおこしたり、皮膚の下に毛が埋もれる埋没毛ができることがあります。
炎症をおこした毛穴が紫色になり跡が残ることもあるので、できれば避けたほうがいいです。
熱で毛を焼き切るヒートカッターは、剃ったあとのチクチクした感じがないのがメリットです。価格も2,000円台からあるのでお財布に優しいです。デメリットは処理しているとき熱さを感じる場合があるのと臭いです。
毛が焦げた臭いが部屋中に充満するとの口コミもあるので、家族から苦情がでるかもしれません。
除毛クリームはムダ毛を隠すように塗ってしばらく置くと、毛が溶けてなくなるのでツルツルの肌になれます。価格は1,000円前後で女性用のものが購入できます。この方法も脱色剤と同じように、肌の弱い人にはおすすめできません。
ムダ毛を溶かすほどの強いアルカリ性の薬剤は肌へのダメージが大きいので、赤みや痒みが出る人がいます。
脱毛サロンの光脱毛の家庭版です。特殊な光を当てて、毛根自体の力を弱らせて毛を少なくしていきます。価格は楽天やAmazonで10,000円前後から販売されています。痛みも少なく、ムダ毛をもとから弱らせることが可能です。
しかし、間違った使い方をすると火傷や、さらに硬くて太い毛が生えてくる硬毛化がおきることもあり注意が必要です。
脱毛サロンの光脱毛やクリニックでレーザー脱毛すれば、高い脱毛効果が得られます。2つの違いは使うマシンにあります。脱毛サロンのマシンはパワーは弱いですが脱毛時の痛みが少なめです。
一方、医療レーザーは医師免許がないと扱えない強力なマシンですが、脱毛時の痛みが強いです。脱毛サロンの価格はサロンによりますが、ひざ下で30,000円代からできます。クリニックのレーザー脱毛はひざ下80,000円ほどかかることが多いです。
中学生男子のムダ毛は永久脱毛できる?
中学生男子のムダ毛は成長過程にあり、これから生えてくるムダ毛予備軍もたくさんある状態です。今あるムダ毛を永久脱毛しても、新たに毛が生えたり産毛が濃い毛になる可能性があり、また生えてくることがあるようです。
しかし、脱毛サロンやクリニックでの脱毛処理は高い効果を得られるので、ムダ毛の処理からは解放されることは間違いないでしょう。ほとんどのサロンやクリニックでは未成年の脱毛のときに、親権者の同意が必要になります。
脱毛は料金が高額になり火傷などの肌トラブルの危険性もあるので、最初の無料カウンセリングのときは同行して説明をしっかり聞いた方がいいでしょう。
中学生男子もムダ毛処理!女子の視線を気にしない
イマドキ中学生男子はムダ毛の処理をするのが常識となりつつあります。
ムダ毛の処理はそれぞれきっかけがありますが、やっぱり「処理したい!」と思ったときがムダ毛処理、ムダ毛脱毛のベストタイミングですね。
でも、脱毛を初めてするときも、単純にカミソリで剃ったり、毛抜きで抜いてしまうなどは、絶対にしないようにしましょう。
ムダ毛の処理は間違った方法でおこなうと、肌荒れなどのトラブルをおこすので、ここで紹介した方法を参考に安全なムダ毛処理をしてくださいね。女子の目線を気にすることなく思いっきり学校生活を楽しみましょう!